チャイルドシートを毎回運ぶのが限界でした。KINTOで車を持って半年、7年で456万円の記録

平素よりお世話になっております。柏木綾世です。

本日は、車の話をいたします。

2026年2月、トヨタのKINTOで車を契約しました。 車種はアクア。7年契約です。

そして先に、一番よく聞かれることにお答えしておきます。

7年間の総支払額は、4,564,560円です。

おそらく、買ったほうが安いです。 私自身、そう思っています。

それでも借りることにしました。理由を全部書きます。

本記事でご確認いただけるのは、以下の6点です。

  • なぜカーシェアをやめたのか(きっかけは意外なところにありました)
  • 契約内容と、7年間の総額
  • なぜ買わずに借りたのか(正直に3つ書きます)
  • 買った場合との金額比較
  • 半年でもらい事故に遭いました。 そのとき何が起きたか
  • 向いている人と、向いていない人

Table of Contents

きっかけは、チャイルドシートでした

これは自分でも意外でした。

長女ひとりのころ、我が家はカーシェア中心でした。 家のすぐ近くにあり、費用も安く済んでおりました。不便はほとんどありませんでした。

ただし、一つを除いて。

カーシェアには、チャイルドシートがついていません。

つまり、毎回こうなります。

出かけるとき

  1. カーシェアの場所まで歩いて、車を取りに行く
  2. マンションの下に停める(自分の駐車場ではないので、長くは停められません)
  3. 部屋までチャイルドシートを取りに戻り、車まで運ぶ
  4. 設置する
  5. 荷物があれば、もう1〜2往復
  6. 最後に、娘を連れてくる

妻と分担してはいましたが、それでもこれだけの工程がありました。

帰るとき

  1. マンションの下に車を停める(ここも長くは停められません)
  2. 娘と妻を降ろし、荷物を運ぶ
  3. チャイルドシートを外して、部屋まで持っていく
  4. 車に戻る
  5. カーシェアの返却場所まで走らせる
  6. そこから歩いて帰ってくる

しかも、これは出かけて疲れて帰ってきた後の話です。

これを、毎回やっておりました。

雨の日が、特にこたえました

まず、カーシェアの場所まで歩いて行くところから大変です。

そして雨の中で、チャイルドシートを設置する。

書いていて、当時の面倒くささを思い出しております。

そして、次女が生まれました

1人分なら、ギリギリやれていました。

2人分は、現実的ではありません。

さらに、こういう問題もありました。

毎回着け外しをする前提だと、「取り外しが簡単なチャイルドシート」を選ぶことになります。

それは、安全面では不利です。 しっかり固定するタイプのほうが、当然安全です。ですが毎回運ぶなら、そうはいきません。

家に2台分を置くスペースの問題もありました。

——ここで、車を持とうと決めました。

契約内容を、全部出します

このブログの型なので、数字は全部書きます。

項目内容
サービスKINTO ONE
プラン初期費用フリープラン
車種トヨタ アクア(Z HEV 1.5L 2WD・5人乗り)
車両本体価格2,568,000円(税別)= 税込 2,824,800円
※私の契約に記載された金額です
お申し込み日2025年10月14日
契約開始2026年2月13日
契約満了2033年2月12日
契約期間7年
月額54,340円(税込)
ボーナス払いなし(0円)
初期費用0円
支払いクレジットカード
54,340円 × 12か月 × 7年 = 4,564,560円

追加オプションは契約しておりません。 ただし2点だけ、自分で手を入れています。

  • 希望ナンバーにしました(理由は後述します)
  • フロアマットは付けず、自分で購入しました

申し込みから納車まで、4か月かかりました

これは検討中の方に必ずお伝えしたい点です。

2025年10月14日に申し込み、乗れるようになったのは2026年2月13日です。

「サブスクだからすぐ乗れる」ということはありません。

我が家の場合は、次女が生まれるタイミングから逆算して申し込んでいたため、困りませんでした。

ですが「申し込めばすぐ乗れる」と思っている方は、注意が必要です。 なお車種によっては、早く納車されるものもあるようです。

急いでいる場合は、申し込み前に納期を確認してください。

ボーナス払いがゼロであること

地味ですが、これは効いています。

毎月まったく同じ金額しか出ていきません。 車検の年に十数万円が飛ぶ、といったことが起きません。

家計の予測が立つというのは、実際の価値です。

なぜ、買わなかったのか

理由は3つあります。正直に書きます。

①「売るときのこと」を考えたくなかった

車を買うと、それは資産になります。 そして資産である以上、最後に売ることを前提に考えることになります。

すると、こうなるはずです。

  • 好きな色を選べない(売るなら白か黒が無難と言われます)
  • 汚れるたびに「また価値が下がった」と思う

私には、これが精神的にしんどいと思えました。

年会費という固定費を手放した話は別記事に書きました

子供が2人います。車内で食べ物もこぼしますし、ジュースもこぼします。 それは前提です。

そして——私自身、子供のころに車内で戻してしまったことがあります。 子供とはそういうものです。

車は「汚れたら掃除すればいい」と思える状態のほうがいい。

そう考えました。

半年経って、実際どうなったか

結構、汚れています。

砂だらけで乗ることもありますし、車内でご飯もお菓子も食べます。 今は掃除機を常備して、快適に乗れるようにはしています。

ですが「また価値が下がった」と落ち込むことは、一度もありません。

これは想像以上に良かった部分です。

ついでに、色の話をさせてください

これは他ではあまり見ない観点だと思います。

私も妻も、車にブランド価値やアイデンティティを求めるタイプではありません。 かっこいい車、大きい車に乗りたいという気持ちがありません。便利か不便かで考えています。

ですが、色は子供がいると一定重要だと思っています。

サービスエリアや大きな駐車場に停めたとき、白と黒の車は非常に多いのです。

子供が、間違えて他人の車に乗ろうとする。 あるいは自分の車を見つけられない。

そういうリスクを考えると、子供が識別しやすい色にすべきだと思いました。

売却を考えると、白か黒が無難です。 その制約から外れられたのは、地味に良かった点です。

(ちなみに私が選んだのは、グレイッシュブルーです)

希望ナンバーにしたのも、同じ理由です

唯一手を入れたのが、ナンバーでした。

これも「娘が車を見つけやすいように」という工夫です。

色とナンバー。この2つで、駐車場での見分けやすさがだいぶ変わります。

車を選ぶときに考えることではないかもしれません。 ですが子供と出かけるようになると、駐車場で自分の車を探す場面は、思っている以上に多いのです。

②運転が上手くありません

ここは正直に書きます。

まず前提として、事故を起こしまくっているという話ではありません。 そんな人間が運転すべきではありません。

免許は学生のうちに取りました。 ですが車を所有したことは、一度もありませんでした。 実家の車、レンタカー、カーシェア。そういう使い方だけをしてきました。

そのうえで申し上げると、自分が人並み以上に運転が上手いとは、まったく思っておりません。

実際にあったことを書きます。

  • 駐車のときに、後ろを擦った
  • 曲がるときに、うまく曲がれずガードレールや縁石に擦った

免許を取ってから15年ほどで、3回です。

レンタカーやカーシェアだったため補償の範囲内で、自己負担はありませんでした。 ですが現場検証をして、保険を通す手続きは必要でした。

傷つけたくないと思うと、判断を誤ります

これが、私の一番言いたいことです。

「傷をつけたくない」と思いながら運転すると、判断がおかしくなる気がしています。

一番大事なのは、車ではありません。乗っている人の安全です。

対向車が向かってきたとき、そこにぶつかるくらいなら、横の壁に擦ったほうがいい。 そう思える状態で運転したい。

傷つけることを嫌がるような状況を、そもそも作りたくなかった。

これが本音です。

③車検・税金・保険を考えたくなかった

車を持つのは初めてです。

車検があり、保険があり、税金がある。それは前から聞いていました。

そして我が家は共働きで、子育てをしながら仕事をしています。

考えることが、これ以上増えるのは負担でした。

しかも困ったことに、私はこういうものを「適当でいいや」と決められない性分です。 ちゃんとやろうとすれば、当然時間がかかります。

それが全部込みになっている。 これは大きなメリットだと感じました。

なお、すべてクレジットカード決済です。 マイルを貯めている身としては、これも小さくない利点でした。

買った場合と、いくら違うのか

このブログの型に従って、計算します。

ただし先に申し上げます。これは概算です。 車の比較は変数が多く、条件次第で結論が変わります。私の条件での試算だとお考えください。

KINTO:4,564,560円(7年・返却)

含まれるもの:車両/自動車税/自賠責/任意保険/車検2回/法定点検5回/メンテナンス/消耗品/登録諸費用

同じ車を買った場合(7年・概算)

項目概算
車両本体(税込)2,824,800円
付属品・登録諸費用約200,000円
自動車税(7年分)約213,500円
自賠責保険約63,000円
車検(3回)約300,000円
法定12ヶ月点検(4回)約60,000円
任意保険約490,000円
消耗品(オイル・タイヤ・バッテリー等)約250,000円
支出の合計約4,401,300円
7年後の売却額(想定)▲60万〜90万円
実質負担約350万〜380万円

任意保険を約49万円としているのは、私が車の所有経験がなく、等級の引き継ぎがないためです。 6等級から始まって、無事故なら7年で13等級まで上がる、という前提で置いています。

すでに車をお持ちで等級が進んでいる方は、ここがもっと安くなります。 その場合、差はさらに開きます。

結論:おそらく80万〜105万円ほど高い

月あたりにすると、9,000円〜12,500円です。

やはり、買ったほうが安いのだと思います。

それでも、KINTOを選びました

契約前に、金額の比較はしています。 中古車も、他社のカーリースも検討しました。人に話を聞き、記事も読みました。

そのうえで、こう考えました。

①ぶつけたときのことを、金額に入れると分かりません

私は15年ほどで3回擦っています。

7年乗れば、1回や2回はぶつけると考えるほうが自然です。 そのたびに数万〜数十万円かかります。

そこまで含めると、逆転する可能性は十分にあると思いました。

②手間を、自分の時間として計算すると分かりません

車検の手配。保険の見直し。売却の交渉。

これらに使う時間を、自分の時間として金額に換算したら。

そう考えると、どちらが高いのか、私には判断がつきませんでした。

③そして正直に申し上げると

実際に高かったとしても、私はKINTOを選んでいたと思います。

金額では説明しきれない部分がありました。

汚れを気にせず乗れること。売るときのことを考えずに色を選べること。傷を怖がらずに運転できること。

私にとっては、そちらの価値のほうが大きかった、ということです。

半年で、もらい事故に遭いました

これは書いておくべきだと思います。

駐車場に停めていたときに、別の方がぶつけられました。

状況乗っていない時。怪我はありません
損傷大きな傷ではありませんが、傷はつきました
発見時相手の方が既に警察を呼び、現場検証も済ませていました

そのとき、何が起きたか

流れはこうでした。

警察に連絡相手の方の連絡先を伺う相手と連絡を取る保険会社に連絡完了相手方にお支払いいただいた

私がやったことは、ディーラーに連絡し、車を持って行き、修理していただき、費用を一度立て替えた——これだけです。

KINTOにしていて良かった、と思いました

私の契約では、東京海上の保険が付いています。 ですので、そこに連絡すればよかった。

保険の詳しい内容は、KINTOの公式ページに記載があります。契約前に一度目を通しておくことをお勧めします。

保険会社の方も、ディーラーの方も非常に丁寧で、不安なく進められました。

車を持つ以上、いつか必ずこういうことは起きます。 自分がぶつけることも、もらうこともあります。

そのときに、迷わず連絡できる先が決まっている。 これは実際に起きてみて、初めて価値が分かりました。

想像と違ったこと

良い方向で、一つあります。

想像以上に、普通のトヨタのディーラーが手厚く対応してくれます。

納車のときも、今回のもらい事故のときも、丁寧かつスピーディーでした。

車を買ったときと、何も変わらない対応です。

車庫証明まわりの手続きも、ディーラーの方が一緒に進めてくださいました。 すぐ電話して相談できる状態にあります。

「サブスクだから、契約したら放置される」ということは、まったくありませんでした。

制約について、正直に

サブスクには制約があります。私の場合どうだったかを書きます。

制約私の場合
走行距離(月1,500km×契約月数)街乗りが基本なので、まったく感じません
超過料金1kmあたり11円程度と説明を受けています
改造できないする気がありません
禁煙吸いません
中途解約条件は把握しています。損になるのでしません

走行距離について、誤解されやすい点があります

「月1,500km」と聞くと、毎月それを守らなければいけないように思えます。

ですが、そうではありません。

公式サイトによると、こうなっています(執筆時点)。

項目内容
基準走行距離1,500km × 契約月数(7年契約なら126,000km
超過料金トヨタ車(EVを除く)は1kmあたり11円
精算のタイミング契約終了時に、まとめて精算

そして重要なのが、ここです。

契約期間中に月1,500kmを超えた月があっても、車両返却時の総走行距離が基準を超えていなければ、追加精算は発生しません。

つまり月ごとの管理は不要で、7年間の合計で見ればよいということになります。

旅行で走る月があっても、普段が街乗りなら問題にならないということです。私が距離を気にせずに済んでいるのは、これが理由です。

※詳細はKINTOの公式ページをご確認ください。車種によって超過料金は異なります。

7年という長さを選べたのは、住まいが定まっており、転勤の可能性も低いためです。 ここが不確実な方は、契約年数を慎重に考えたほうがいいと思います。

なお、乗り換えは可能です。 子供が大きくなったタイミングなどで、7年を待たずに乗り換えることになるだろうと思っています。

「自分の車」だと感じるか

これはよく議論になる点だと思います。

結論から申し上げると、まったく問題なく「自分の車」だと感じています。

唯一違うのは、売れないことです。 ですが私にはもともと売りたい気持ちがありません。

「これは自分のものだ」と強く思いたいわけでもありません。

むしろカーシェアとの違いのほうが大きいです。

前の人が乗ったあとの汚れや臭いが、たまにありました。

それが一切ありません。 そして自宅の駐車場に停めてあり、パッと出せる。

これで十分「自分の車」です。

チャイルドシートを、載せっぱなしにできる

冒頭の話に戻ります。

安全面を重視して選んだチャイルドシートを、子供2人分、常に載せておけます。

家に置くスペースも要りません。

そしてシート以外にも、「車に置いておくもの」ができました。 遊びに行くときの道具、公園で使うもの。

これは、カーシェアでは絶対にできなかったことです。

向いている人・向いていない人

向いていると思う人

  • 車をツールとして考えている人
  • 車にこだわりがなく、特定の車種にこだわらない人
  • 忙しくて、車検や税金のことを考えたくない人
  • ディーラーのサービスを受けたい、安心感がほしい人
  • 子供がいて、運転に自信がない人
  • カーシェアを頻繁に使っていて、家族が増えた人

——書き並べてから気づきましたが、全部私でした。

つまり、私はこのサービスにとって、かなり典型的な客だということです。

向いていないと思う人

  • 特定の車に乗りたい人(選べる車種は限られます)
  • 改造したい人
  • 子供もおらず、運転も上手い人

最後の項目が重要だと思っています。

結局、汚さないし、傷つけない。 そういう方が、わざわざKINTOにする理由は薄いと思います。

契約前に確認すべきこと

解約の条件です。

「解約するかどうか」まで考えたうえで契約したほうがいいと思います。

もっともこれは、買う場合も同じです。 そして——

売るよりは、契約を切るほうが楽です。

「やめやすさ」という点では、むしろサブスクのほうが上かもしれません。

運転に自信がない方へ

最後に、これだけ書かせてください。

「運転が上手くないから、傷をつけて修理代がかさむだろう。だから車は持てない」

そう思って諦めている方がいるなら。

それは、KINTOで解決できる問題かもしれません。

私がそうでした。

まとめ

  • きっかけはカーシェアのチャイルドシート。 1人分ならやれたが、2人分は無理でした
  • 契約はアクア/7年/月54,340円/ボーナス払いなし/初期費用0円
  • 7年間の総額は4,564,560円
  • 申し込みから納車まで4か月かかりました
  • 買わなかった理由は①売却価値を気にしたくない ②運転が上手くない ③車検・税金を考えたくない
  • 子供がいると、車の色は安全に関わります(駐車場で見分けられるか)
  • 買った場合との差は約80万〜105万円。おそらくKINTOのほうが高いです
  • それでも選びました。「傷を怖がらずに運転できること」に価値を置きました
  • 半年でもらい事故に遭いましたが、対応は非常にスムーズでした
  • 走行距離・改造・禁煙の制約は、私の生活では問題になっていません

金額では、たぶん負けています。

それでも私が買ったのは、車ではなく「気にせずに乗れる状態」でした。

そしてそれは、7年経ってみないと、本当に正しかったかは分かりません。

また記録を残します。

長々と失礼いたしました。またご報告いたします。


本記事の内容は、筆者個人の契約条件に基づく記録です。
料金・プラン・契約条件は車種や時期により異なります。
記載の内容は執筆時点のものですので、最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
購入した場合との比較は、一定の前提を置いた概算です。
車種・契約年数・保険の等級・走行距離などにより結果は大きく変わります。
実際のご判断は、ご自身の条件でお確かめください。