ヒゲ脱毛が終わりません。17回・4年通った男の、正直なご報告

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平素よりお世話になっております。柏木綾世です。

本日は、私自身のヒゲ脱毛につきまして、あまり景気のよくないご報告をさせていただきます。

結論から申し上げます。

2022年10月に契約いたしまして、2026年7月現在。17回照射して、まだ通っております。

「5回でツルツルになりますよ」

ヒゲ脱毛を調べ始めたころ、あちこちでこの言葉を見かけました。恥ずかしながら、私もそれを信じておりました。半年、長くても1年程度で終わる買い物だろうと。

4年経ちました。まだ剃っています。

念のため申し添えますが、この記事はヒゲ脱毛を否定するものではございません。私は今も通っておりますし、やってよかったと思っております。ただ、契約前の自分に伝えておきたかったことが、いくつもあるのです。

本記事でご確認いただけるのは、以下の4点です。

  • 実際に何回・何年かかったのか(記録をすべて開示します)
  • 「5回で終わる」がどこまで本当だったのか
  • 10回目で気づいた、最大の誤算
  • それでも私が続けている理由

数字はすべて、クリニックの来院履歴とカード明細から拾った実測値でございます。

まず、私の記録をすべて開示いたします

議論の前に事実を、というのが営業の基本かと存じます。ごまかしようがありませんので、そのまま出します。

日付
2022/09/26カウンセリング
12022/10/15新宿本院
22022/12/27新宿本院
32023/03/03新宿本院
42023/06/28新宿本院
52023/10/10新宿本院
62023/12/21新宿本院
72024/03/20新宿本院
82024/06/13新宿本院
92024/08/28新宿本院
102024/11/10新宿本院
112025/02/08池袋院
122025/04/15池袋院
132025/07/22池袋院
142025/10/26新宿本院
152026/01/27新宿本院
162026/04/19新宿本院
172026/07/08新宿本院

通っておりますのはゴリラクリニックです。契約は2022年10月、私が30代半ばのときでございました。

契約範囲はヒゲ5部位(鼻下・アゴ・アゴ下・頬・もみあげ)です。

ここで、ひとつ先回りしてお伝えしておきたいことがございます。

私はヒゲが濃いほうではありません。

1日1回剃れば十分で、気にしない職場であれば2日に1回でも成立する程度でした。「濃いから終わらないのでしょう」と思われるかもしれませんが、私の場合はむしろ薄いほうでございます。それでこの回数です。

「5回で終わる」は本当だったのか

まず、クリニックの名誉のために申し上げておきます。

私は「5回で終わります」とは言われておりません。

カウンセリングでは「かなり時間はかかります」「人によります」と、はっきりご説明をいただいております。振り返れば、あれは誠実な説明でした。

問題があったのは、私の側です。ネットで見た「5回でツルツル」というイメージが頭に残っておりまして、説明を聞きながらも、心のどこかで「まあ自分は毛も薄いし、そこまではかからないだろう」と考えておりました。

実際はこうでした。

5回目(2023年10月)。 減ってはおります。ただ「終わり」からは程遠い。鼻の下とアゴには、まだしっかり生えておりました。

10回目(2024年11月)。 ここでようやく、範囲がはっきり狭まったと実感いたしました。頬や首まわりは、ほとんど生えてこなくなっています。

そしてこの10回目のあたりで、私は最大の誤算に気づくことになります。

10回目で気づいた、最大の誤算

私がヒゲ脱毛を始めた動機のひとつは、朝ヒゲを剃る時間をなくしたいというものでした。毎朝5分でも、1年で30時間になります。もったいないと考えておりました。

ところが、でございます。

剃る「範囲」は狭くなったのに、剃る「回数」はまったく減らなかったのです。

考えてみれば当然でした。鼻の下とアゴに強い毛が残っている限り、人前に出る日はやはり剃らねばなりません。頬がツルツルでも、鼻の下がジョリジョリであれば、結局は剃るのです。

1回あたりの時間は、多少短くなったかもしれません。ですが「剃らなくてよい日」は、1日も増えませんでした。

ここが、私が事前にまったく想像していなかった点でございます。

ヒゲ脱毛の効果は「面積」から先に現れます。ですが生活が変わるのは「頻度」がゼロになったときです。 そして頻度がゼロになるまでには、面積が減るよりも、はるかに長い時間がかかります。

これから始められる方には、ここだけはお伝えしておきたいと思っております。

なぜ、終わらないのか

私なりに、クリニックでのご説明と自分の経過から整理いたします。あくまで私のケースですので、ご参考程度にお読みください。

毛には周期があるから

レーザーが反応するのは、成長期にある毛だけだとご説明を受けました。1回の照射で反応するのは全体の一部ですので、間隔を空けて何度も繰り返す必要がある、と。

理屈は理解できます。ただ実感としては、「思っていたより間隔を空けねばならない」という感覚でした。

私の場合、施術と施術の間隔はおよそ2〜4か月です。上の表をご覧いただくとお分かりのとおり、年に3〜4回しか進みません。 17回受けるのに4年近くかかったのは、この間隔によるものです。

黒くない毛には、反応しにくいから

「白髪には反応しません」というご説明は受けておりました。ただ私の場合、ヒゲの白髪はほとんどなかったため、そこは問題になりませんでした。

意外だったのは、茶色い毛でございます。

途中の時期、「なんだか茶色い毛ばかり残っているな」と感じることがありました。黒い毛から先に抜けてまいりますので、相対的に色の薄い毛が目立ってきたのだと思います。最終的にはなくなってまいりましたので、弱くなっていく過程で生えてきたものだったのかもしれません。

ただ、恐縮ですが、ここは強調しておきたいところでございます。

30代後半以降にヒゲ脱毛を始められる方は、白髪の扱いをカウンセリングで必ずご確認ください。 私はたまたま白髪が少なかっただけで、ここは運の要素が大きいと感じております。

途中で、機械を変えたから

これは書き残しておきたい話です。

私が通っておりますクリニックには、メディオスターという機械と、ヤグレーザーという機械の両方がございます。私は痛みが怖かったため、痛みが穏やかだと伺ったメディオスターで始めました。

4回目あたりのことです。「このペースだと終わらないので、ヤグに変えたほうがよいですよ」とアドバイスをいただきました。それでヤグレーザーに切り替えたのですが、変えてからのほうが、明らかに抜けは多くなりました。

「では最初からヤグにすればよかったのでは」と思われるかもしれません。

ところが私は、この順番でよかったと考えております。

ヒゲが最も濃く、範囲が広い時期に、痛みの穏やかな機械で全体を薄くする。範囲が狭まってから、強い機械に切り替える。結果として、痛みに耐える面積が少ない状態で、強い照射を受けられました。 麻酔クリームを塗る範囲も狭くなりますので、費用面でも助かっております。

もっと早く終わっていた可能性は否定できません。ただ、痛みで通院をやめてしまった知人を何人か存じておりますので、私にはこの順番が合っていたのだと思います。

費用は、319,958円でした

金額のご報告でございます。

区分金額
契約金(一括)261,480円
追加でかかった費用58,478円
合計319,958円

契約時にお支払いしたのは26万円ほど。ですが実際には、32万円近くになっておりました。

差額の約5.8万円は、そのほとんどが麻酔クリーム代です。単価は4年間でこう推移いたしました。

3,300円 → 4,000円 → 5,000円

ここは誤解のないよう申し上げます。値上がり幅が数百円という話ではございません。施術のたびに、3,300円から5,000円が発生し続けるという話でございます。

麻酔は毎回必要です。つまり、通い続ける限りかかり続ける費用です。それが17回積み上がった結果が、約5.8万円でした。当然ながら、契約時の見積もりには、この分は入っておりません。

費用の内訳につきましては、書き出すと長くなりますので別記事にまとめました。「契約金以外に何がかかるのか」を具体的に知りたい方は、そちらをご覧いただければと存じます。

それでも、4年続けている理由

ここまで散々申し上げてまいりましたが、私は今も通っております。理由は3つです。

追加費用が、麻酔クリーム代だけで済むから。 契約金はすでに払い終えておりますので、続けること自体のコストは高くありません。

確実に、綺麗にはなっているから。 4年前と比べれば、範囲は明らかに狭くなりました。

そして、最も大きいのがこちらです。

肌が荒れなくなりました

ヒゲを剃る面積が減った分、肌への刺激が減ります。以前は剃ったあとにニキビができたり、肌が荒れたりすることがよくございましたが、その回数がはっきり減りました。

これは、まったく想定していなかった副産物でございます。

なお私の契約には、脱毛だけでなくピーリングやイオン導入といったスキンケアも含まれており、毎回受けております。肌の状態が良くなったのがどちらの影響なのかは、正直に申し上げて分かりません。比較対象がないためです。この話も、費用の記事のほうで詳しく書いております。

娘に、清潔感のある父親だと思われたいから

私がヒゲ脱毛を始めたのは、娘が生まれたあとでした。

今はまだ小さいので、父親の肌の状態など気にもしていないでしょう。ですが、いつか一緒に出かけたときに、隣を歩く父親が不潔に見えるのは嫌だなと思ったのです。

最終的に、ヒゲを剃らなくてよい日が来ること。 それが今の目標でございます。

そうなれば朝の時間が浮きますし、肌荒れもなくなりますし、シェーバーを買い替える費用もいらなくなります。まだそこには着いておりませんが、方向としては近づいております。

なお、同じ動機から、私は2024年にICL(視力矯正手術)も受けております。こちらも1年10か月が経ちましたので、別途ご報告しております。

これから契約される方へ。私が見落としていた3点

最後に、契約前の自分に申し上げたいことをまとめます。

1.「期間の縛り」を、回数より先に確認する

回数プランの比較に気を取られがちですが、行けない時期は必ず参ります。 子どもの発熱、仕事、体調。

期間内に消化できなかった場合どうなるのかを、契約前に必ずご確認ください。私の場合、一定の条件を超えた後は1回100円で継続できる仕組みがございましたが、これも永久ではないと伺っております。

2. 契約範囲の「外」がどこかを、鏡を見ながら確認する

私の契約範囲は5部位でしたが、その外側にあたる首に毛が残りました。ここを追加で照射していただくのに、5,000円ほどかかっております。

金額としては大きくありません。ただ、「契約範囲のつもりだったのに範囲外だった」という経験は、しておいて損はないかと存じます。カウンセリングの際に、ご自身の生えている範囲と契約範囲を照らし合わせておくことをお勧めいたします。

3.「通いやすさ」を、価格と同じ重みで見る

予約が取れないときに別の院へ行けるか。設備は使いやすいか。麻酔クリームは自宅から塗ってきてよいのか、現地で塗って待つのか。

私の場合、自宅から塗ってこられるようになったことで、1回あたりの所要時間が2時間から1時間に半減いたしました。 これは想像以上に大きな差でございます。

このあたりは価格表には載っておりませんが、4年通うとなると効いてまいります。私が4年かけて痛感した「比較表に載らない項目」については、別途まとめておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

まとめ

  • 17回・約4年・319,958円かけて、まだ終わっておりません
  • ヒゲが薄いほうの私でこれですので、回数はかなり幅を見ておくことをお勧めいたします
  • 効果は「面積」から先に出ます。剃る頻度がゼロになるのは、ずっと後です
  • 契約金以外に、麻酔クリーム代が積み上がります(私は4年で約5.8万円)
  • 期間の縛りと予約の取りやすさが、実質的な総額と期間を決めます

「終わらない」と書きましたが、私はこれを失敗だとは思っておりません。ただ、思っていたよりも長いお付き合いになる買い物だった、というだけのことでございます。

その前提で契約できていれば、もう少し気楽に通えたはずだと思っております。本記事が、そのための材料になれば幸いです。

長々と失礼いたしました。またご報告いたします。


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医療脱毛は自由診療であり、公的医療保険の適用外です。費用は全額自己負担となります。本記事の内容は、筆者個人が実際に受けた施術に基づく感想です。効果や経過には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。施術内容・料金・リスク・副作用については、必ず医療機関で医師の説明をお受けください。記載の料金は執筆時点のものです。最新の情報は各クリニックの公式サイトをご確認ください。

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